哺乳びんは、赤ちゃんにミルクを与えるときに必要ですが、正しく使用しないと、赤ちゃんや家族にとって負担となる場合もあります。
ここでは、哺乳びんを使う際に知っておきたい10の重要なポイントを紹介します。
ミルクを使うことを検討したとき、まず最初に読むといいです~!
1. 哺乳びんの消毒はしっかり行う
赤ちゃんの免疫力はまだ十分に発達していないため、哺乳瓶は使用する前に必ず消毒を行いましょう。
消毒方法には、煮沸、電子レンジ、薬液消毒、UV消毒の4つがあり、生活に合わせた方法で徹底的に行うことが大切です。
使用後すぐに洗浄し、消毒するのを習慣にできるようにしましょう!
消毒方法を知りたい方は、下の記事も見てみるです~!
2. 哺乳びんの使い方、持ち方を知る
哺乳びんで赤ちゃんにミルクを与えるときは、哺乳びんを傾け、乳首がミルクで満たされるようにします。
そうすることで、赤ちゃんが空気を飲み込むのを防ぎ、授乳後のガスやげっぷの原因を減らせます。
空気穴がある場合は、穴を上にするように持ちます
ゲップやガスは、正しく飲めていても出るですよ~!下の記事も見てみるです!
3. ミルクの温度は適切に調整する
ミルクを与える際、温度が適切でないと赤ちゃんが飲みたがらなかったり、消化不良を起こす可能性があります。
ミルクは赤ちゃんの体温に近い36〜37℃が理想的です。
手首の内側にミルクを垂らし、人肌程度に感じるか確認してから与えましょう。
4. 授乳中に赤ちゃんとコミュニケーション、アイコンタクトをとる
授乳中に赤ちゃんとアイコンタクトを取ることは、安心感を与え、親子の絆を深める大切な時間です。
赤ちゃんにとっても、授乳はただ栄養を取るだけでなく、家族とのコミュニケーションの時間です。
スマートフォンの使用はNGではないですが、赤ちゃんの様子の確認や話しかける時間もあるといいですね!
5. 正しい量のミルクを準備する
赤ちゃんの月齢や成長に合わせて、適切な量のミルクを準備することが大切です。
目安として、新生児には一度に約60〜90ml、生後3ヶ月頃には約150〜180mlが適量です。
新生児のうちは個人差が特にあるので、退院時に助産師さんに確認してみるといいですね!
6. 哺乳びんの乳首は定期的に交換する
意外と気づきにくいので、忘れないでね!
哺乳びんの乳首は消耗品です。
使用していると穴が広がったり、形状が変わってミルクが適切に出なくなることがあります。
1〜2ヶ月ごとに新しい乳首に交換するのが理想的です。
乳首に裂け目やひび割れが見られたら、すぐに交換しましょう。
7. 赤ちゃんに合わせた乳首の形状・サイズを選ぶ
乳首の形状やサイズは、赤ちゃんの月齢や成長に合わせて選びましょう。
新生児には小さなSサイズの乳首、3ヶ月以降にはMサイズ、6ヶ月以降にはLサイズが適しています。
(会社によって、サイズ表記が異なる場合がありますので購入前に確認が必要です)
8. 授乳後のげっぷを忘れずに
授乳後には、赤ちゃんにげっぷをさせてあげることが大切です。
ミルクと一緒に飲み込んだ空気を出してあげることで、赤ちゃんの不快感や吐き戻しを防ぐことができます。
授乳後、赤ちゃんを抱き上げて背中を優しく叩いてげっぷを促しましょう。
ゲップが出ずに寝ちゃうこともよくあるですよ~!
そんな時は無理せず、横向きに寝せて様子を見ると良いね!(吐き戻し対策のためだよ)
9. 授乳時の環境を整える
赤ちゃんは環境の変化に敏感です。
授乳中は、静かで落ち着いた環境を整えることで、赤ちゃんが安心してミルクを飲むことができます。
テレビやスマホを遠ざけ、赤ちゃんに集中できる環境を作りましょう。
できる範囲で大丈夫です~!静かすぎても集中できない子もいるので、赤ちゃんに合わせてほしいです~
10. ミルク育児のストレスをためない
これが一番大事なポイントです!
ママ・パパにとっても、育児はストレスを感じることがあります。
特に、赤ちゃんが哺乳びんを嫌がったり、飲みが少ないときには心配になりますが、そんな時もあると考えることも大切です。
頻回・または噴水上の吐き戻し、排せつ回数が異常に少ない、ぐったりしているなど気になることがある場合は、病院の受診・相談を検討してください。