赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませるのは一見簡単に見えますが、飲ませ方を間違うと赤ちゃんはうまくミルクを飲めません。
自己流でミルクをあげてしまうと、赤ちゃんが吐き戻してしまったりすることもあるため、事前に正しい知識を身に付ける必要があります。
この記事ではミルクの飲ませ方についての基本を説明し、赤ちゃんが安心してミルクを飲むためのポイントを紹介します。
0.赤ちゃんにミルクを飲ませるときの準備
ミルクに関するアイテムで必要なものは以下の通りです。
哺乳びんの購入時期については以下をチェックするです!
1.ミルクの作り方
ミルクの作り方の手順について説明します。
また、ミルクの授乳をスムーズに行うためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ミルク作りの時は、手洗いは欠かさず行いましょう。
調乳時のお湯が熱すぎるとミルクの栄養素やたんぱく質を破壊する可能性があります。
やけどの防止や調乳時間短縮にも繋がるので、70℃くらいのお湯を使うのがおすすめですよ。
ミルクの作り方についての記事は後日更新予定です~!
2.ミルクの飲ませ方とコツ
簡単なようで初めての時は意外と苦戦しました~!
1. 正しい授乳姿勢
赤ちゃんにミルクを飲ませる際、まずは授乳の姿勢が重要です。
赤ちゃんが飲みやすい体勢を取ることで、ミルクの飲み残しや吐き戻しを防ぐことができます。
基本の姿勢
- 赤ちゃんを少し起こした状態で抱く
赤ちゃんを横たえたままではなく、少し頭を高くしたリクライニングのような姿勢で抱きましょう。
赤ちゃんの背中と頭がしっかり支えられていることを確認してください。
赤ちゃんの体がねじれていないかも確認しましょう。
- 赤ちゃんの目を見てしっかりと抱く
ミルクを飲み始める準備として、赤ちゃんと目が合うようにしっかりと抱きましょう。
抱きにくさがあるときは授乳クッションを使用するのもおすすめです。
授乳クッションはママの腰痛予防にもなるのでおすすめですよ!
2. 哺乳瓶の持ち方
- 哺乳瓶を適切な角度で傾ける
哺乳瓶は、乳首全体がミルクで満たされるように少し傾けて持ちます。
これにより、赤ちゃんが空気を飲み込むのを防ぎ、授乳後のげっぷやお腹の張りを軽減します。
- 赤ちゃんが乳首をしっかりくわえる
赤ちゃんの口が乳首全体を包むようにしっかりくわえさせましょう。
乳首の形状やサイズによって、赤ちゃんが飲みやすいかどうかが変わるので、赤ちゃんに合ったものを選んでください。
空気穴があるものは、穴を上にするですよ~
3. 授乳のタイミングと量
赤ちゃんの泣き声や動きでミルクを欲しがっているサインを見逃さないようにしましょう。
授乳のタイミング
- 赤ちゃんが泣き出す前に
赤ちゃんは、最初に空腹感を感じると口を開けたり、手を口に持って行ったりしてミルクを求めるサインを出します。
泣き出す少し前にミルクを与えると、落ち着いて飲むことができます。
泣きすぎるとミルクをもらっていることにも気づけないです~
一度に飲ませる量
- 赤ちゃんの月齢に合わせて
赤ちゃんの月齢や体重によって、必要なミルクの量は異なります。
哺乳瓶の側面にある目盛りを参考にし、適量を飲ませられるように調整しましょう!
ミルク量に関しては特に個人差があるものなので、心配な場合は、相談してみるのもいいですね!
4. 授乳後は?
げっぷをさせる
赤ちゃんを少し立てた姿勢にして、背中を軽く叩いてあげることで、飲み込んだ空気を出してあげます。
げっぷがうまく出ないと、赤ちゃんが不快感を感じることがあるので、できる限り出せるようにしましょう!
赤ちゃんが寝てしまった場合は、無理しなくてもいいですよ~!横向きに寝かせてあげるなど、吐き戻し対策はお願いです~
授乳クッションを使った授乳方法
1.横抱き
- クッションをママのおなかの位置にセット
- 赤ちゃんを乳房の高さで抱っこ
飲ませる側のひじで頭を支え、おしりは反対側の手で支える - 乳首に赤ちゃんの口元を近づけてくわえさせる
赤ちゃんの頭と体がねじれたりせず、一直線になるようにするです!
授乳クッションは高さ調整に便利です!
タオルを代用することもできますね。
2.フットボール抱き
- 横抱きと同じようにクッションをおなかの位置でセットする
- 赤ちゃんは脇にかかえ、頭が乳房の位置にくるようにする
- 飲ませる側の手と腕で赤ちゃんの頭と体を支え乳首をくわえさせる
乳房が大きめの方や帝王切開後の方、小さめの赤ちゃん、横抱きでは飲みにくい子が飲みやすい傾向にあります
3.縦抱き
- 飲ませる側のママの太ももに、赤ちゃんを乳房に向い合せるようにまたがせて座らせる
- 少し前かがみになって乳首をくわえさせる
- 赤ちゃんが吸い付いたら、背もたれに寄りかかるなど楽な姿勢をとる
早く生まれた赤ちゃんや小さく生まれた子に向いています
授乳クッションを使わないことも多いですが、必要な場合は高さ調節として使用できます。
まとめ
ミルクの飲ませ方は、慣れると簡単ですが案外難しいものです。
ママだけでなくパパもミルクの飲ませ方をマスターして、
赤ちゃんとの大切な時間をより良いものにしていきたいですね。